福留3打数無安打 斎藤3者三振斬り

[ 2008年6月8日 09:20 ]

カブス戦の9回に登板、3者連続三振に抑えたドジャース・斎藤

 米大リーグ、カブスの福留孝介外野手は7日、ロサンゼルスで行われたドジャース戦に「5番・右翼」で出場、3打数無安打だった。内容は二ゴロ、四球、遊ゴロ、三ゴロで打率は2割9分6厘。チームは3―7で敗れた。

 ドジャースの斎藤隆投手は7―3の9回に3番手で登板し、3者三振に抑えた。勝敗やセーブは付かない。

 ≪福留 果敢な守備実らず≫福留がピンチで4番打者の浅い飛球を捕り損なった。7回、同点とされた後の2死二塁。定位置から前進してライナー気味の打球に飛び込んだが捕れず、勝ち越し点を許してしまった。「ワンバウンドで捕っても(本塁送球が)間に合わない。イチかバチか(捕りに)いった」と果敢なプレーを説明。だが、打球にグラブの先端が当たっただけで捕球できなかった。「投手が頑張っているので、野手も頑張らないといけなかった。グラブには当たっているので、捕らないと」と悔やむことしきりだった。

 ≪斎藤 鮮やか3K≫斎藤が9回に登板。4点差でセーブが付かない場面だったが、3者連続三振と鮮やかに試合を締めくくった。最初の2人には、すべて直球勝負。「もちろん、点差がついていたこともある」と、大胆な攻めができる条件はあったが、球威のある球をコースに投げ分けて連続の空振り三振。3人目の代打エドモンズには変化球も交えたが、最後は低めの直球で空振り。「決着させるなら、真っすぐが一番決着させやすい」と頼もしかった。(共同)

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