ヤクルト 守備力自慢の新助っ人獲得へ

[ 2008年6月8日 06:00 ]

 ヤクルトが新外国人として前韓国・起亜のウィルソン・バルデス内野手(30)を獲得することが7日、明らかになった。ドミニカ共和国出身のバルデスは、昨年までドジャースに所属し、大リーグ通算111試合に出場。3Aでは5年間で通算打率・303、15本塁打、156打点、113盗塁をマークした。堅実な守備力と内外野をこなせる器用さが魅力だ。

 球団フロントは昨年オフからバルデスを有力候補にリストアップしてきたが、獲得には至らなかった。しかし5月末に起亜を退団したことで、再調査。球団幹部も「交渉は順調に進んでいる」と認め、この日までに大筋で合意に達したとみられる。ヤクルトは8月の北京五輪で宮本、青木、田中らが日本代表で抜ける可能性があり、ユーティリティー性が高いバルデスは、Aクラス再浮上の貴重な戦力となる。

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2008年6月8日のニュース