“トンボ効果”ソフト松田が大当たり

[ 2008年6月8日 22:02 ]

 【ソ8―4広】カウント1―0からの2球目を勢いよく振り抜いた。5回、2点を勝ち越した後の2死一、三塁で、ソフトバンクの松田が6号3ラン。2回にも中堅フェンス直撃の適時三塁打を放ち、計4打点の活躍だ。

 亜大から希望枠で入団して3年目。なかなか首脳陣の期待に応えられず、この日は打順が6番から7番に下がった。「下がった悔しい気持ちを出そうと思った」と奮起した。
 王監督も日ごろから「松田が持ち味を出してくればいいのだけど。将来的にはクリーンアップを打てる」と気にかけ、打撃指導に余念がない。
 打率は2割5分前後を行ったり来たりで、最近は整備用の“トンボ”をかついで素振りをするなど、試行錯誤を繰り返していた25歳。「きょうだけじゃない。結果を出すしかない」と気を引き締めた。

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2008年6月8日のニュース