【ラグビー大学選手権】京産大、またも“準決勝の壁”で初の決勝逃す 明大に敗れ12度目の正直ならず

[ 2026年1月2日 16:31 ]

ラグビー大学選手権準決勝   京産大19―37明大 ( 2026年1月2日    東京・MUFG国立 )

<全国大学ラグビー選手権準決勝 明大・京産大>前半、京産大・ナブラギがトライを決める(撮影・沢田 明徳)
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 5大会連続で4強入りした関西リーグ2位の京産大は、関東対抗戦1位の明大に19―37で敗れ、初の決勝進出を逃した。

 前半13分にLO石橋チューカ(3年=報徳学園)がハイタックルでシンビン(一時退場)に。同16分に先制トライを許すも、その2分後にはWTBナブラギ・エロニ(3年=大分東明)が鮮やかに抜け出してトライを奪い、7―7と追いついた。

 だが、ラインアウトやスクラムが安定せず、流れは明大へ。同21分、同25分と連続トライを許し、PGでも加点されて7―27で折り返した。後半もスクラムで圧倒されるなど苦しい展開。28分にNo・8シオネ・ポルテレ(4年=目黒学院)、34分に途中出場のWTB福永然(3年=大阪桐蔭)のトライで追い上げたが、及ばなかった。

 昨春にFLソロモネ・フナキ(現神戸)、SH土永旭(現横浜)、FB辻野隼大(現神戸)らが卒業。戦力はダウンし、関西の春季トーナメントでも4連覇を逃した。関西リーグでは王者・天理大に15―47と大敗。FL伊藤森心主将(4年=松山聖陵)は悔し涙を流した。

 ただ、個々の力では昨季を下回っても、今季の京産大には例年以上の「結束力」があった。チームの立ち上げから10人のリーダー制を採用。多くの選手に責任を持たせ、その中から夏場に伊藤が主将、SO吉本大悟(4年=東海大大阪仰星)が副将に就任した。

 関西王者奪還はならなかったが、求心力ある伊藤主将のもと、リーグ戦後に再起。大学選手権では3回戦の慶大戦、準々決勝の東海大戦といずれも終盤の逆転劇で勝ち上がってきた。「明治の方が上だと思われているけど、ウチの結束力で上回りたい」と話していた元日本代表の広瀬佳司監督。京産大は過去11度、大学選手権の準決勝に挑みながら一度も決勝には進んでおらず、その壁を突破しよう一枚岩で臨んだ。

 だが、12度目の正直はならず。歴史を変える挑戦は来年度以降に持ち越された。

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