初日1アンダーの渋野日向子 「心にぐっとくる言葉を…」 巨人・原前監督の言葉を胸に我慢のゴルフ

[ 2025年10月23日 15:18 ]

女子ゴルフツアー NOBUTA GROUPマスターズGCレディース 第1日 ( 2025年10月23日    兵庫県・マスターズGC=6562ヤード、パー72 )

<マスターズGCレディス・第1日>11番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・中辻 颯太) 
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 今大会が国内3連戦目となる渋野日向子(26=サントリー)はインから出て4バーディー、3ボギーの71で回り、ホールアウトした時点で首位に5打差の27位で初日を終えた。

 「ショットでバーディーを取れたのが多かった。チップインバーディーがあったり、ラッキーもありました。もうちょっとスコアをも出したかったし、風のある中で難しかったんですけど、ショットが先週に比べたら凄くマシになってたので、そこのところで何とかこのスコアで回れたのかなと思います」

 伸びそうで伸ばし切れないもどかしいラウンドだった。11番で8メートルのバーディーチャンスを1メートルオーバー。返しを外して3パットボギーとつまずく。しかし続く12番パー5で第3打を30センチのベタピンに寄せバウンスバックした。

 16番で5メートル沈めて、そのまま気分良くアウトへ。出だしの1番では、グリーン右奥10ヤードからチップインバーディーも決めた。

 しかし2番で第2打をグリーン右バンカーに外し、3打目を寄せきれずボギー。6番でバーディーを奪い盛り返したものの、8番パー5で3打目を残り92ヤードから50度のウエッジでグリーン右カラーに外してしまった。そこからパターで1メートルに寄せたが、これを外してボギーにしてしまった。

 大事なところで課題のパットに足を引っ張られた。

 「8番のボギーがめっちゃ腹立ちましたね。ちょっと難しいラインにつけてしまって、非常に悔しかった。(今日の)パットは打ち切れたところもあったと思うし“あっ”というやつもあった。凄くもったないパットもあったと思うんで。3パットもしてますし」とグリーン上では波に乗りきれないプレーが続いた。

 今季国内4戦目。関西地区では初参戦とあって大勢のギャラリーの声援を受けた。実家のある岡山からも、車で移動できる距離だけにこの日は母・伸子さんの姿もあった。

 「パワーになった部分はあります。家族が来るのは、なかなか米国ではないことなで、良いところを見せたいなと思いつつ、冷静にと思いつつプレーしました。(ギャラリーや家族の前で)もっと頑張りたかったなと思います。」

 前日はプロアマ戦で初めてプロ野球・巨人の原辰徳前監督と一緒に回った。原氏はどんなに苦しい時でも、明るさを失わない渋野の振る舞いついて「ファンに愛される、そういうところって、とても大事なことだと思います。彼女の場合はそれが自然体でできている。そこは本当に素晴らしい」と高く評価していた。

 渋野も「(そう言ってもらって)ありがたいです。今年は(成績が振るわず)沈んじゃうことが多かったので。明るさが良い方向に行くように、それを思い出させてくれたのが日本ツアーなので」と応援してくれるファンや家族の声援を力に変え、復調のきっかけをつかもうと奮闘している。

 前日、原氏からは「自分で望んでプロゴルファーになったわけだから、苦しい時期もあるけど、やっぱりそこでどれだけ耐えるか、次へ進むかが(大切)」と励まされたという。

 WBC優勝1回、日本一3回、リーグV7回の名将の言葉を胸に刻み、この日のプレーに臨んだ。

 「やっぱり監督もされて、そういう精神的なことだったり、技術的なことはもちろんですけど、大切なことは私たちよりも知っていらっしゃる方だから、なかなか心にぐっとくる言葉を言っていただきました」と感謝していた。

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