【玉ノ井親方 視点】伯桜鵬が台風の目になりそう 四つ身になって取る相撲で安定感増す

[ 2025年3月13日 20:16 ]

大相撲春場所5日目 ( 2025年3月13日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所5日目>寄り切りで遠藤を破る伯桜鵬(上)(撮影・後藤 正志)
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 荒れる春場所と言われるように、序盤戦は平幕の頑張りが目を引いた。その中で、中盤戦以降も面白い存在になりそうなのが伯桜鵬だ。遠藤戦は左を差しながら一気に前に出て、初日から勝ちっぱなしの相手に土をつけた。

 新入幕の23年名古屋場所で、いきなり優勝争いに絡む活躍を見せたホープ。その直後に古傷の左肩の手術を受け、幕下まで番付を落としたものの、転んでもただでは起きなかった。以前は力任せに前に出ていく相撲でパワーに頼りがちだったが、今はケガの再発を防ぐため四つ身になって取る相撲が増え、その分、安定感が増した。

 背中を丸めて腰を落とし、低い姿勢で前に出ていく形も良い。相手からすると的が小さく見え、攻めづらさを感じてしまうのではないか。上位陣がもたつく間に白星を重ねていけば、台風の目になる可能性もある。(元大関・栃東)  

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