【バスケット】現役プロの技「肌で感じて」B1川崎・篠山竜青ら88年生まれ3人がクリニック開催

[ 2025年2月11日 07:00 ]

88バスケットボールキャンプin川崎で指導の前に子供たちに語りかける(左から)橋本竜馬、篠山竜青、湊谷安玲久司朱
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 バスケットボール男子元日本代表の篠山竜青(B1川崎)、橋本竜馬(B1越谷)、湊谷安玲久司朱(3人制BEEFMAN.EXE)の1988年生まれの3人が主宰するバスケットクリニック「88バスケットボールキャンプ」が10日、川崎市にあるサンダースコートで行われた。クリニックには小4~6の51人の児童が参加。約1時間半にわたり、3人がハンドリング、シュートやパスの指導を行い、最後は3人対児童5人によるミニゲームを行った。

 「88バスケットボールキャンプ」は幼少期からバスケットをプレーし、学生年代から日本のトップを走り続けてきた3人が、次世代に経験を還元しようと始めたプロジェクト。ちょうど1年前、3人で食事をしていたところ、それぞれが思いが一致し、すぐ行動に移した。合同会社を立ち上げ、アイデアを出し合い、昨年6月に最初の教室を実施。篠山にとってはお膝元と言える川崎市内での開催は、昨年7月に続く2回目となった。

 クリニック後は参加児童1人1人とサインや写真撮影を通じて交流も図った橋本は、「選手としてやっていると、勝ちを追求するウエートが大きい。子供たちとバスケットをすると、純粋に楽しめるし、エネルギーになる。自分たちの原点を思い出させてくれる部分も大きいので、やっていて、逆に自分たちがエネルギーをもらえる」と語った。16年のBリーグ創設以降、以前よりも子供たち直接触れ合える減っていると感じていたという篠山も「こういう機会が自分たちの活動でできているのはプラスになっている」と話した。

 Bリーグの各チームも子供向けスクールを開校するなど、積極的に裾野を広げる活動を行っている。そこでは専属コーチが指導を行うが、篠山は現役選手の自分たちが教えるからこそ、子供たちに伝わることがあると語る。「まさに自分たちが大切にしているところ。自分たちはプロのコーチではない。何かを具体的に教えることもあるが、最後のミニゲームのように体験、体感してもらうことで、プロ選手がどう動いているとか、対峙することで感じる温度感とか、そういうところを肌で感じてもらうことが、現役のうちに立ち上げるメリットだと思っている」

 プロジェクトには今後のBリーグが抱えうる問題を、自分たちから解決していこうという目的もある。それは引退選手のセカンドキャリアだ。指導者や下部組織のコーチを務めているOBはいるが、受け皿は無限ではない。30歳で一度現役を退き、家業に身を投じた経験を持つ湊谷も「ビジネスとしても会社として大きくして、(引退選手の)セカンドキャリアとして呼び込めたらいい。そこは一つの目標」と展望を語った。

 現役生活と並行して、今後もできるだけ多くの子供と直接触れ合い、バスケットの楽しさ、プロの技術や心構えを伝えていく3人。きょう11日には同地で、ポイントガードに特化したクリニックを初めて開催する予定となっている。

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