野村忠宏氏が古式の形を披露「緊張しました」 将来的に形世界選手権挑戦も

[ 2024年12月7日 17:20 ]

柔道グランドスラム東京大会第1日 ( 2024年12月7日    東京体育館 )

<柔道グランドスラム東京>古式の形を披露する野村忠宏氏(右)(撮影・藤山 由理)
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 五輪柔道で史上唯一の3連覇を達成した野村忠宏氏(49)が、グランドスラム東京大会の行われている東京体育館で、「古式の形」を披露した。現在、七段の野村氏だが、八段の昇段試験に向けて今年1月から練習を開始。人前では初披露だったといい、「緊張しました。100点とは言えない。初披露にしてはまあまあ」と笑顔で振り返った。

 「古式の形」は「起倒流柔術の形を攻防の神髄を示すものとして高く評価し、おおむねそのまま講道館古式の形として残した形」(講道館ウェブサイトから)で、八段の昇段試験における審査形となっている。野村氏は今年1月から練習を開始。本来は来年1月の講道館鏡開き式で披露する予定だったが、今大会での披露をオファーされ、熟考。「即答できなかった。こっちも完璧主義者なので、早いかなと思った」と話したが、決断後は練習の回数を増やして、この日の初披露に臨んだという。

 実戦とは異なる形については、競技者だった若いころは「何?という感じで、魅力を感じていなかった」という野村氏。それでも昇段試験に向けて練習を開始すると、その難しさや奥深さに直面することになったという。「最初は全然できなかったし、覚えられなかった」というが、「生涯スポーツ。これからも続けていきたい」と考え方も変わった様子だった。

 柔道発祥の日本では、五輪、世界選手権、全日本選手権の3つを制した選手に「3冠」の称号が与えられる。一方、体重無差別で争われる全日本選手権は、男子最軽量の60キロ級だった野村氏にとっては高い壁で、現役時代は一度も出場したことがない。「前向きになれば」と条件付きながら、「形の世界選手権にもチャレンジしたい。3冠になる」と新たな3冠を目指す考えも示した。

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