【ゴルフ】須藤弥勒、プロアプローチツアーに参戦表明 目指すは史上最強「100ヤード以内が1番大切」

[ 2024年9月24日 08:00 ]

須藤弥勒
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 史上初めてジュニアメジャー4冠を達成し、天才ゴルフ少女と呼ばれる須藤弥勒(13=ゴルフ5/太陽自動車)が23日に、今年発足した日本アプローチ協会主催のプロアプローチツアーに参戦することを表明した。

 弥勒は「ゴルフのスコアは100ヤード以内が1番大切なので、この部分を集中的に強化したいと思い、アプローチツアーに参加させていただくことを決めました」と笑顔で話した。

 同ツアーは1ホール90メートル以内で争われる。18ホールの総距離は1200メートル以内に設定されており、クラブはパターを含めて3本まで使用可能。初戦は9月28日に行われる茨城大会で、そこから11月24日までに予選8大会が開催される。そして、12月7日に高嶺の森GC(静岡)で行われる同ツアーの全日本選手権では賞金総額200万円をかけて初代チャンピオンが決まる。

 父・憲一さんは「うちは、勉強もそうですが、総合的に少しづつ伸ばすのではなく、スペシャリストと専門分野を集中的に伸ばす方針で弥勒を育てており、プロアプローチツアーは、現在参戦させていただいているプロパッティングツアー並びドラコン大会とともに最終強化に必要なピースだと考えており、ここでショートゲームを強化させたい」と参加の理由を説明。

 続けて「アプローチが得意なプロやトップアマが参戦するとお聞きしているので、100ヤード以内の強化と勝負感を養うのにも最適ではないかと考えております」と弥勒のショートゲームがさらに磨かれるのではないかと期待を寄せた。

 8月のニトリ・レディースでツアーデビューを飾ると、翌週のゴルフ5レディースでは初日78、第2ラウンドでは75をマーク。予選突破はならなかったが、大健闘を見せた。将来性あふれる13歳がどのように成長していくのか、これからも目が離せない。

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