グレコ77キロ級・日下尚が初戦圧勝!「人生を変える場」初五輪で世界ランク1位の貫禄 準々決勝へ

[ 2024年8月6日 18:19 ]

パリ五輪12日目 レスリング ( 2024年8月6日    シャンドマルス・アリーナ )

<パリ五輪・レスリング男子グレコ77キロ級1回戦>初戦突破した日下(撮影・岡田 丈靖)
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 男子グレコローマンスタイル77キロ級の日下尚(23=三恵海運)が6日、初戦でアブドエルクリム・ワカリ(アルジェリア)を下し、準々決勝進出を決めた。

 開始直後から相手を圧倒。日下のレスリングを見せつけ9―0のテクニカルスペリオリティ勝ちで準々決勝進出を決めた。

 6月にハンガリーで行われた国際大会を制し、世界ランキング1位で初五輪に臨むことになった日下。「レスリングは五輪だけが人生を変える場。優勝したら思いっきり調子に乗ります。フェラーリに乗りたい」とでっかい夢を掲げ乗り込んだパリの闘いが始まった。

 ◇日下 尚(くさか・なお)2000年(平12)11月28日生まれ、香川県出身の23歳。高松北高、日体大を経て、23年4月から三恵海運所属。3歳の時に高松クラブで開始。小中学生時代は目立った成績を残せなかったが、グレコローマンスタイルに転向した高校時代から結果を残し始め、高3で国体などで優勝。日体大1年だった19年に全日本選抜選手権、全日本選手権で非五輪階級の72キロ級を制覇。昨年の世界選手権で3位に入りパリ五輪代表に内定。家族は両親と弟2人、妹1人。

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