体操・宮田が五輪辞退 跳馬スペシャリスト・牛奥は全4種目出場へ 苦手種目避けられず日本は厳しい戦いに

[ 2024年7月20日 05:00 ]

<体操NHK杯第3日>パリ五輪代表入りした(右から)宮田笙子、岸里奈、岡村真、中村遥香、牛奥小羽(撮影・小海途 良幹)
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 日本体操協会は19日、東京都内で緊急会見を開き、パリ五輪女子代表主将の宮田笙子(19=順大)に代表行動規範の違反が認められたため、出場を辞退したと発表した。情報提供をもとに18日午後にフランスから緊急帰国した本人に聞き取り調査し、6~7月に喫煙と飲酒行為があったことが確認された。開幕までちょうど1週間。故障など以外では日本選手団五輪史上初の出場辞退で、海をまたいで大きな衝撃が走った。

 パリ五輪の体操女子団体は最大5人がメンバーとして登録され、予選では各種目4人が演技し、上位3人による総得点で争う。決勝は3人が演技し、その3人の得点の合計で競う。4人で戦うことになった日本は跳馬のスペシャリストとして選出された牛奥が予選で全4種目に出場することになり、苦手種目を避けることができない。日本は厳しい戦いを強いられる。

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