リーグワン・豊田自動織機シャトルズ愛知が謝罪 所属選手が酒席で他者にケガ負わせるトラブル起こす

[ 2023年5月4日 10:24 ]

リーグワンのマッチボール
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 ラグビー・リーグワン2部の豊田自動織機シャトルズ愛知は4日、同チーム所属選手による不祥事があったことを発表した。6日から予定されている1部との入替戦には出場する。

 不祥事が発生したのは4月22日。所属選手がチームの複数名と参加した酒席において、同じ飲食店にいた他者にケガを負わせた。これが同28日にリーグワンに報告された。

 チームとして深く反省し、確実な再発防止に向けた施策の徹底を前提とし、6日と14日に予定されている入替戦に出場する判断を下した。これを今月1日にリーグワンに申し入れた。

 豊田自動織機シャトルズ愛知は今季、2部で3位。6日から1部10位の相模原との入替戦に臨む。チームは広報を通じて、以下のようにコメントした。

 「本件は、被害者の方はもちろん、応援してくださるファンの皆様、ラグビー選手を目指す子供たち、リーグワン関係者の皆様など、多くの方に対する裏切り行為であり、許されるものではないと認識しており、チームとして大変重く受け止めております。誠に申し訳ございません。

 本件を受け、全選手との面談を通じ、事実の把握と、一人ひとりが反省すべきこと、地域・企業スポーツにたずさわる者としての心構えを再確認し、今後二度とこのような事案を起こすことがないよう、全体での話し合いを重ね、チームとして、選手として、プライベートも含めた、あらゆる場面に求められる姿勢について徹底いたしました。
 あわせて、5月6日(土)、14日(日)に予定されている入替戦の欠場も検討いたしましたが、あらたな決意で臨むシャトルズのラグビーを、ファンの皆様にご覧いただくことの意義を熟慮し、また、被害者の方の、チーム活動に影響を与えたくないとのご意向も踏まえ、入替戦に出場することといたしました。
 今回の件を受け、チームとして深く反省し、ファンや地域に支えていただいているという自覚を基本とした、意識啓発のための施策など、再発防止を徹底してまいります。今後とも、ラグビーを通じて、地域や社会に貢献する存在となれるよう、力を尽くしてまいります」
 

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