ベイカー 来夏世界選手権へ新たな決意 柔道男子の強化合宿公開

[ 2016年12月23日 16:50 ]

強化合宿で練習するベイカー茉秋
Photo By 共同

 柔道の日本男子が23日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を報道陣に公開し、リオデジャネイロ五輪90キロ級金メダルのベイカー茉秋(東海大)は「(来夏の)世界選手権の王者になって五輪王者の価値を上げたい」と新たな決意を語った。

 国際柔道連盟(IJF)が発表した新ルールで実施される来年2月のグランドスラム(GS)パリ大会が五輪後初の実戦となる予定。「楽しみな半面、対応できるか不安もある。そこでしっかり勝てるようにしたい」と気を引き締めた。

 今月のGS東京大会66キロ級を制した期待の19歳、阿部一二三(日体大)もGSパリ大会に出場する。2020年東京五輪を見据え「いいスタートが切れるように追い込んで練習し、圧倒的な力で勝てるようにしたい」と意欲をみなぎらせた。

 この日は総合格闘家の青木真也を講師に招き、関節技の練習に取り組んだ。21日からの合宿は24日まで行われる。

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2016年12月23日のニュース