明生 十両昇進でひと安心 師匠も期待「まだまだ上にいける」

[ 2016年9月29日 05:30 ]

新十両昇進を決め握手をする明生(左)と師匠の立浪親方

九州場所番付編成会議

 新十両昇進が決まった“中卒たたき上げ”の明生は東幕下3枚目で4勝3敗だっただけに「不安だった。(昇進を知らせる)電話がかかってきてホッとした」と柔和な表情を見せた。

 鹿児島県奄美大島の出身で11年技量審査場所が初土俵。八百長問題に揺れる中、「(角界入りを)やめようと思ったけど、相撲しかないと思った」との決断が実を結んだ。しぶとい取り口が特長。師匠の立浪親方(元小結・旭豊)は「精神力が強い。まだまだ上にいける」と期待した。

続きを表示

2016年9月29日のニュース