大坂なおみ、金星ならず…世界6位から第1セット先取も逆転負け

[ 2016年5月27日 19:57 ]

ミスに顔をしかめる大坂なおみ(AP)

 テニスの全仏オープン第6日は27日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス3回戦で世界ランキング101位の大坂なおみ(18)が同6位で第6シードのシモナ・ハレプ(24=ルーマニア)に挑戦。6―4、2―6、3―6のフルセットの末に敗れ、4大大会で初の4回戦進出は果たせなかった。

 第1セット、大坂は第3ゲームでハレプのサービスをブレーク。続く第4ゲームでブレークバックを許し、さらに第6ゲームもブレークされて2―4とリードを許した。しかし、第7ゲームでブレークバックすると、第9ゲームもブレーク。強力サーブと力強いストロークを武器に格上のハレプを圧倒。セットポイントの場面ではハレプがラケットをコートに叩きつけ、警告を受ける場面も。結局、4ゲーム連取でこのセットを6―4でものにした。

 続く第2セットはややミスが増え、第2ゲームでハレプにブレークを許すなど3ゲーム連続で奪われる苦しい立ち上がり。第4ゲームをキープすると第5ゲームではブレークバックに成功したが、第6ゲームで再びブレークされるなど3ゲーム連続で落とし、2―6でこのセットを失った。

 ファイナルセットは第4ゲームでブレークを許したものの、続く第5ゲームですぐにブレークバック。しかし、第8ゲームで再びブレークを許し、そのまま押し切られた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年5月27日のニュース