シャラポワ ロシア五輪代表に選出 禁止薬物使用で資格停止も

[ 2016年5月27日 05:30 ]

マリア・シャラポワ

 ロシア・テニス連盟のタルピシェフ会長は25日、リオデジャネイロ五輪の女子代表に元世界ランキング1位のマリア・シャラポワを選出したと発表した。

 同選手は1月から禁止薬物に加えられたメルドニウムに陽性反応を示して暫定的な資格停止処分を受けており、処分が解除されない場合は補欠選手と入れ替える方針としている。タス通信が報じた。

 タルピシェフ会長は「早ければ、全仏オープンの期間中にもリオ五輪参加の可否が決定する」と述べた。これまでもシャラポワが医療目的で10年間服用し、今回の摂取は過失だったとしてリオ五輪出場を後押しする考えを示している。国際テニス連盟は全仏終了後、ウィンブルドン開幕(6月27日)までの間にシャラポワの聴聞会を実施した上で処分を決定するとしている。

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2016年5月27日のニュース