近鉄 よもやの大敗“いてまえアタック”不発、神鋼守備陣に脱帽

[ 2016年1月9日 20:56 ]

<近鉄・神戸製鋼>前半、トライを決める神戸製鋼・大橋(下)

ラグビートップリーグ決勝トーナメント1回戦 近鉄10―42神戸製鋼

(1月9日 パロ瑞穂)
 観客席からの“いてまえコール”に応えられなかった。近鉄はアタックが不発。特に前半は神戸製鋼に完璧に止められ、攻め手がなかった。頼みの綱のNo・8スピースも動きを封じられ、10―42でよもやの大敗を喫した。

 「いてまえ」は「やってしまえ」の意味を持つ大阪弁で、強打でならしたプロ野球・近鉄打線の愛称だった。ラグビーでも攻撃に破壊力があることから、“いてまえアタック”と呼ばれている。しかし、この日はわずか1トライ。前半25分に左足首の故障で退いたFB高は「キックチェイスがきちっと面でこられた。もう少し、ばらつきがあると思った。大きいFWも予想以上に動き、サポートが速かった」と、神鋼のディフェンスに脱帽した。次戦は16日。パナソニックに敗れたキヤノンと対戦する。

続きを表示

2016年1月9日のニュース