Tウルブス・ガーネット 2年契約合意、21シーズン目も現役

[ 2015年7月8日 15:25 ]

ティンバーウルブスのガーネット(AP)

 “KG”の愛称で人気があるNBAティンバーウルブスのフォワード、ケビン・ガーネット(39)は7日、2年契約で同チームとの契約に合意。21シーズン目も現役続行が決まった。

 ガーネットは95年のドラフト全体5番目にティンバーウルブスに指名され、03年シーズンにはMVP。07年にセルティクスに移籍し、08年ファイナルで優勝に貢献した。13年にネッツに移籍したが、昨季途中でティンバーウルブスへトレード。古巣復帰後は膝の故障もあって出場は5試合のみで、ここ2シーズンの平均得点は6点台に終わっていた。

 今季のティンバーウルブスには昨季新人王のアンドリュー・ウィギンス(20)やドラフト全体トップで指名したカールアンソニー・タウンズ(19)を含めて20歳以下の選手が4人在籍。来年5月で40歳となる大ベテランがどこまで自分の年齢の半分にすぎない若手とどこまで張り合えるのかが注目されるところだ。

 なおNBA在籍21シーズンはロバート・パリッシュ(元セルティクスほか)とケビン・ウィリス(元ホークスほか)に並ぶNBA最長期間。2年契約をまっとうするとガーネットが新記録を樹立することになる。

 一方、今季のファイナルを制したウォリアーズは主力フォワードのデビッド・リー(32)をセルティクスに放出。リーは開幕当初は先発だったが、ドレイモンド・グリーン(25)にその座を奪われ、契約最終年となる今季の年俸1540万ドル(約18億8000万円)が足かせになっていた。セルティクスの交換要員はフォワードのジェラルド・ウォーレス(32)。同選手はホーネッツ時代の07年シーズンに自己最多の19・4得点を挙げたが、昨季は32試合の出場でわずか1・1得点に終わっていた。

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