20年東京五輪、バドミントンは調布開催へ 会場新設は中止

[ 2014年7月10日 23:21 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会と東京都が、臨海部に新設予定だったバドミントン会場の建設を中止し、同競技を調布市の「武蔵野の森総合スポーツ施設(仮称)」で実施する方針を日本バドミントン協会に伝えたことが10日、分かった。日本協会は今後、世界バドミントン連盟などと協議する。

 招致段階の計画では、バドミントンは新設の「夢の島ユースプラザ」(江東区)で実施予定だった。同会場はアリーナAでバドミントンを、アリーナBでバスケットボールを実施する計画で、A、B合わせて364億円をかけて建てることになっていた。

 建設中の武蔵野の森総合スポーツ施設は五輪開催決定前から計画されていた体育館や屋内プールを備えた施設で、五輪では近代五種のフェンシングも実施される。

続きを表示

2014年7月10日のニュース