日本バスケ協会 五輪会場変更案に不快感「聞いてない」

[ 2014年7月10日 05:30 ]

 日本バスケットボール協会の深津泰彦会長は、東京五輪での会場変更案が浮上していることに不快感を示した。都内で行われた理事会後に「何の話も聞いていない。競技団体としては納得できない」と語った。

 先月に舛添要一東京都知事が明らかにしたのが、資金不足などの理由からバスケットボールとバドミントンの会場となる施設の建設を見直し、さいたまスーパーアリーナで代用するプラン。既に国際オリンピック委員会の調整委員会と大会組織委員会の会合でも話し合われた。

 深津会長は「NBAのドリームチームも来て、決勝は閉会式の日にやる。集客力のある人気種目を東京でやらなくていいのか」と国際バスケットボール連盟(FIBA)とも協調して訴えていく意向を示した。

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2014年7月10日のニュース