プレジデンツ杯19年日本開催プラン 海老沢会長が意欲

[ 2013年10月4日 06:00 ]

 男子ゴルフの松山英樹(21=東北福祉大4年)が出場する米国選抜と世界選抜の団体対抗戦「プレジデンツカップ」(米オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)が3日に開幕。2日は日本ゴルフツアー機構の海老沢勝二会長(79)が大会を視察し同大会の19年日本開催に意欲を見せた。

 NHK会長時代の01年にゴルフワールドカップの日本誘致にかかわっている海老沢会長はプレジデンツカップに関しても「受けたい気持ちはありますよ」と発言。世界の超一流を招き華やかな会場設営をするためには国内男子トーナメントの3~4試合分に相当する「10数億円」の経費がかかる。それだけに「その時の経済状態にもよりますから」と課題も口にしたが、松山と石川の人気コンビに希望を託した。

 「松山、石川が世界で活躍することによって、日本でもゴルフの注目が集まる。スポンサーの考え方も変わるのでは。費用対効果ですから」

 日本のダブルエースを広告塔にスポンサー獲得に期待。松山が先陣を切って今大会でアピールをする。

 ▽プレジデンツカップの開催地 2年ごとに米国と世界選抜の国を交互に開催地として行われる。11年はオーストラリアで行われ、15年は韓国での開催が決まっている。19年は中国が有力とされるが、まだ決まっていない。

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2013年10月4日のニュース