伊東ら雪印勢、ソチに向け本格始動!宮崎で合宿

[ 2013年5月8日 16:56 ]

本格的なトレーニング合宿を開始したジャンプ男子の(左から)清水礼留飛、伊東大貴、岡部孝信

 来年2月にソチ冬季五輪があるシーズンに向け、ノルディックスキー、ジャンプ男子のエース、27歳の伊東大貴や19歳の清水礼留飛ら雪印メグミルクの8選手が8日、宮崎市の宮崎県総合運動公園で本格的なトレーニング合宿を開始し、報道陣に公開した。

 17日までの日程で基礎体力や筋力の向上を図る。初日は体のバランスを意識しながらダッシュを繰り返すなどした。昨春に右膝を痛めた伊東は「だいぶいい状態だけど、まだ少し怖さがある」ためダッシュでスピードを落とした。飛躍を期した2012~13年シーズンは故障の影響で不本意な成績に終わっただけに「体のケアをしながら心と体の準備をする」と慎重に調整を続ける考えだ。

 初めてワールドカップ(W杯)転戦を経験した清水は「シーズンを通して戦える体力をつけたい」と課題を挙げた。バンクーバー五輪で日本選手団主将を務めた42歳のベテラン、岡部孝信は「どれだけ体をつくれるかが勝負。いじめられるだけいじめる」と5度目の五輪代表に意欲を見せた。

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2013年5月8日のニュース