高見盛 12年表す漢字は「無」現役続行へ「無我夢中」

[ 2012年12月28日 06:00 ]

初場所に向けて意気込む高見盛

 大相撲初場所(13年1月13日初日、両国国技館)で引退危機に直面する十両・高見盛(36=東関部屋)が27日、12年を表す漢字を「無」と表現した。

 勝ち越しは6場所中たった1場所で、番付も“降格圏”の十両12枚目まで陥落しただけに「無我夢中。プラスになることはなかった。余裕もへったくれもない」と“無”を選んだ意味を説明。既に幕下に陥落すれば引退することを公言しており初場所は7勝以上が十両残留の条件となる。土俵人生を懸けた勝負の場所に向け、この日も尾車部屋に出稽古するなど必死で「これから毎日行くと思う」と連日の出稽古を宣言。13年については「希望が欲しい。部屋には新弟子、場所にはお客さんが入ってほしい。二の次、三の次だけど自分の人生にも…」と語り、漢字1文字では「明」にしたいと意欲を見せた。

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2012年12月28日のニュース