宮里藍 芝目に惑わされ6打差15位発進

[ 2012年10月26日 06:00 ]

第1ラウンド、5番でラインを読む宮里藍

USLPGAツアー台湾選手権第1日

(10月25日 台湾・楊梅サンライズ・ゴルフ&カントリークラブ=6516ヤード、パー72)
 宮里藍(27=サントリー)は2バーディー、1ボギーの71で、首位と6打差の15位で初日を終えた。上田桃子(26=フリー)は2バーディー、3ボギーの73で35位と出遅れ、賞金ランキング1位の朴仁妃(24=韓国)が7アンダーの65と首位発進。地元で連覇を狙うヤニ・ツェン(23=台湾)が1打差の2位につけた。

 首位発進した昨年の再現はならなかった。宮里はパッティングに苦しんで流れをつかめなかった。5、7番のバーディーチャンスを逃すなど、カップ周りの入り組んだ芝目に惑わされる場面が目立った。「グリーンの読みが難しく、てこずった。我慢のゴルフになった」と渋い表情。それでも11番では7メートルのパーパットを沈めたのに続き、15番でこの日2つ目のバーディーを奪取。アンダーパーでまとめるしぶとさを見せた。「ショットは良かったし、パットも最後の方は感覚が合ってきた。しっかりストロークすればいいので、深く考えすぎずにやっていきたい」と2日目に向けて気持ちを切り替えた。

 ▼35位・上田桃子 もったいないボギーが多かったので、あすから取り返していきたい。ショットをもう少し体のターンで打てるように練習している。少しずつ良くなってきている。感覚を取り戻せたらバーディーを狙っていきたい。

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2012年10月26日のニュース