サオリン　トップレベルのトルコリーグにワクワク

トルコリーグ・ワクフバンクに移籍する木村沙織は笑顔で手を振る

　ロンドン五輪で銅メダルを獲得したバレーボール女子日本代表のエースで、トルコリーグ１部のワクフバンクに移籍する木村沙織（２６）が７日、成田からトルコへ出発。「トップレベルの選手がたくさんいる中でプレーできることが凄く楽しみ」と期待に胸を膨らませた。

　ワクフバンクは１０―１１年の欧州チャンピオンズリーグ優勝の強豪で、０３年Ｗ杯得点王のグリンカ（ポーランド）、元東レのニコリッチ（セルビア）ら各国のエース級が在籍する。Ｖプレミアリーグの東レでも、日本代表でも常時コートに立っていたが、今回はレギュラーの保証はない。外国人選手は木村を含め５人で、出場枠３人。「ここまでポジション争いをしたことがない。海外には得点力があって、（自分と）同じくらい守備する選手はいない。安定したプレーをアピールしたい」とスタメン奪取に意欲を見せた。