吉田&伊調 メダル獲得報告も視線は早くも次の戦いへ

[ 2012年8月16日 06:00 ]

ALSOK社員の出迎えを受けてメダル報告する吉田沙保里(右)と伊調馨

 ロンドン五輪の女子レスリングで、3連覇を達成した55キロ級の吉田沙保里(29)と63キロ級の伊調馨(28)が15日、所属先のALSOK本社(東京都港区)を訪れ、メダル獲得を報告した。

 首から金メダルを下げた両選手は、300人の社員に出迎えられ「おめでとう!」と盛大に祝福された。伊調は「地元の八戸に戻りたいけど、しばらくは無理かな。青森のおいしい魚が食べたいな」と凱旋が楽しみな様子。今後については「レスリングが好きなので、その先に五輪4連覇があれば挑戦する」と話した。また吉田は、4年後のリオデジャネイロ五輪について「何も言えない」と現時点での明言を避けたが、「(世界選手権12連覇の)カレリンの記録を更新したいと思っている」と優勝すれば“霊長類最強の女”の称号を得る9月の世界選手権(カナダ)出場にあらためて意欲を示した。

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