遼、アイアン不調で41位…スタートダッシュ失敗

[ 2012年8月4日 06:00 ]

第1ラウンド、1オーバーで41位と出遅れた石川遼

世界ゴルフ選手権シリーズ ブリヂストン招待第1日

(8月2日 米オハイオ州アクロン ファイアストーンCC=7400ヤード、パー70)
 石川遼(20=パナソニック)は2バーディー、3ボギーの71で回り、首位と8打差の1オーバー、41位と出遅れた。谷口徹(44=フリー)は72で51位、藤本佳則(22=フリー)と武藤俊憲(34=赤城CC)はともに73と伸ばせず60位だった。63をマークしたジム・フューリク(42=米国)が7アンダーで首位に立った。今大会には78選手が出場し予選落ちはない。

 石川はアイアンショットが乱れスタートダッシュはならなかった。昨年大会は優勝争いをして4位と健闘。良いイメージで臨んでいたが、「アイアンが全体的に良くなかった。スイングもしっくりこないまま終わってしまった」と振り返った。

 2番パー5で狙い通りにバーディーを先行させたが、5、7番のパー3で「今、練習中」というフェードを打とうとして「体が緩み始めた」とスイングのタイミングがずれるようになった。5番こそパーでしのいだが、7番でバンカーにつかまりボギー。9番でもティーショットを左の林に打ち込みボギーを叩いた。後半のインもパープレーが精いっぱいだったものの、本人は「3、4オーバーくらいの内容。よく1オーバーで踏みとどまれた」と前向き。「修正して、あしたから1日に10個ずつ順位を上げていく気持ちでやる」と練習場で打ち込んだ。

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2012年8月4日のニュース