花籠部屋 経営難で閉鎖 夏場所後、力士らは峰崎部屋へ

[ 2012年4月11日 16:40 ]

 大相撲の花籠部屋が夏場所(5月6日初日)後に閉鎖し、十両荒鷲ら力士10人や行司、呼び出し、床山が同じ二所ノ関一門の峰崎部屋に移籍することになった。11日、東京・両国国技館で行われた同一門会で報告された。関係者によると花籠部屋の経営難が原因という。

 花籠親方(53)=元関脇太寿山、本名坂爪忠明、新潟県出身=は「両部屋の力士が夏場所で対戦する可能性がある。私からは何もお話しできない」と詳細を明らかにしなかった。

 花籠部屋は、元横綱輪島の花籠親方が年寄名跡を借金の担保に入れたことが発覚して廃業へ追い込まれ、1985年に閉鎖。現師匠が二子山部屋から92年に独立して再興し、八百長問題で引退した元幕内光龍と荒鷲のモンゴル出身関取2人を輩出した。

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2012年4月11日のニュース