ドーピング違反疑惑 アームストロング氏の捜査打ち切り

[ 2012年2月4日 10:19 ]

 米連邦検察当局は3日、自転車ロードレースのツール・ド・フランスで7連覇を達成したランス・アームストロング氏(40)=米国=に対するドーピング違反疑惑の捜査を打ち切ると発表した。AP通信によると、決定の理由は明らかにされていない。

 アームストロング氏は1990年代半ばにがんを患ったが、克服して復活し、99年にツール・ド・フランスで優勝。2005年まで7連覇の偉業を成し遂げた。05年に引退宣言したが、その後復帰。昨年2月に再び引退を表明した。

 活躍の一方でドーピング違反の疑いをかけられ、かつての同僚や関係者が薬物使用を証言。アームストロング氏は一貫して否定している。同氏の代理人は「ランスは正しい決断が下されたことを喜んでいる」とする声明を発表した。(共同)

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2012年2月4日のニュース