藍、一時首位も…失速20位発進「12番だけですね」

[ 2011年11月19日 06:00 ]

7番でパーセーブした宮里藍

USLPGAツアー・タイトルホルダーズ第1日

(11月17日 米フロリダ州オーランド グランドサイプレスGC=6518ヤード、パー72)
 今季最終戦が開幕し、宮里藍(26=サントリー)は一時首位に立ったものの、後半にダブルボギーを叩くなど失速。宮里美香(22=NTTぷらら)とともに1アンダーの71で20位発進となった。崔羅蓮(24=韓国)が6アンダーの66をマークして単独首位に立った。

 会心のスタートは唯一のミスで急停止した。2番からの3連続バーディーなど前半は4バーディー(1ボギー)と伸ばした宮里だったが、12番パー3に落とし穴が待ち構えていた。ティーショットでグリーンを外すとアプローチも寄せられず、7メートルから3パットのダブルボギー。15番もボギーで貯金を使い果たしてしまった。それでも17番でピン左2・5メートルにつけてバーディーを奪いアンダーパーでホールアウト。「ゴルフの内容も凄く良くて大きなミスもなかった」と言いながらも「12番だけですね」と悔しそうな表情を見せた。

 日本、メキシコ、米国と3カ国を連戦。疲れがたまって当然だが、トレーナーを帯同しており「ぜいたくざんまいのマッサージもしてもらっているし、試合を戦う元気はある」と笑い飛ばす。首位とは5打差。前半の勢いを持続すれば、優勝の可能性も出てくる。

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2011年11月19日のニュース