李娜 全仏テニス女子アジア勢初優勝!

[ 2011年6月4日 22:58 ]

全仏オープンで初優勝した李娜

全仏オープン第14日

(6月4日 ローランギャロス)
 テニスの四大大会今季第2戦、全仏オープンは4日、パリのローランギャロスで女子シングルス決勝を行い、29歳の李娜(中国)が2連覇を狙った30歳のフランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)を6―4、7―6で下し、四大大会のシングルスでは男女を通じてアジア勢初の優勝を果たした。

 日本勢は1968年のオープン化(プロ解禁)以降、女子のクルム伊達公子(エステティックTBC)が94年全豪オープン、95年全仏、96年ウィンブルドン選手権で、沢松和子が73年全豪でベスト4に入ったのが最高。

 ▽李娜の話 リードする展開だったが、次第に追い付かれてやっと勝てた試合だった。緊張していたが、それを見せたくはなかった。中国でみんなが興奮してくれていると思う。

 ◆李娜(り・な) 中国の武漢生まれ、9歳でテニスを始め、99年にプロ転向。08年北京五輪は4位。ことし1月の全豪オープンで四大大会シングルスではアジア勢初の決勝進出を果たし、準優勝した。173センチ、65キロ。29歳。(共同)

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