巡業中止の決定を受け…藤沢巡業は補償の方向 

[ 2011年2月9日 20:55 ]

 八百長問題を受けて大相撲の地方巡業が年内中止となったことに伴い、日本相撲協会巡業部の芝田山親方(元横綱大乃国)は9日、4月の春巡業で予定されていた神奈川県藤沢市の勧進元(興行主)に対し、同協会が補償する方向であることを明かした。

 芝田山親方は「契約書に基づき、手付金などをお返しする予定。来年以降も開催してもらえるようにお願いしていく」と説明した。同親方は7日に勧進元に謝罪している。

 10月の秋巡業開催地だった福井県小浜市は、契約を担当した峰崎親方(元幕内三杉磯)によると補償金は請求されない方向。同親方は「問題解決が大前提だが、来年10月は開いてくれると言っていただいた」と話した。

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2011年2月9日のニュース