大阪GP陸上が消滅…スーパー大会と統合へ

[ 2010年11月20日 21:55 ]

 陸上のトップ選手が集まる大会として1996年から実施されてきた国際グランプリ大阪大会(大阪GP)が来年以降は開催されず、ことし5月の大会を最後に消滅することが20日、分かった。

 関係者によると来年からは例年9月開催のスーパー大会と統合する形で、5月に川崎市の等々力陸上競技場で実施する方向で調整中という。
 モナコでの国際陸連理事会で経過が報告され、日本陸連は12月の理事会で審議する。景気低迷が続く中、スポンサー集めなどが困難になっていたとされ、大会を一本化して効率的な開催を図る。
 アジアで初の国際陸連グランプリシリーズとして始まった大阪GPには、2000年シドニー五輪男子100メートル王者のモーリス・グリーン(米国)らが出場。00年には男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)が日本選手初の80メートル台をマークするなど、好記録が出る大会としても定着していた。

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2010年11月20日のニュース