玉寄Vも日本記録更新ならず「悔しい」

[ 2010年8月9日 06:00 ]

53キロ級スナッチ 大会新の100キロをマークして優勝した南部工・玉寄公博

 全国高校総体(インターハイ)第12日は8日、沖縄各地で行われ、重量挙げ53キロ級で玉寄公博(沖縄・南部工)がジャークで123キロ、トータルで223キロをマークし、ともにジュニア日本記録を更新して優勝した。卓球団体は女子で石川佳純を擁する四天王寺(大阪)が、男子で6連覇を狙う青森山田が、ともに3回戦に進んだ。

 重量挙げ男子53キロ級でジュニア日本新で優勝した玉寄は「日本記録の更新を目標にしていた。取れなかったので悔しい」。ジャークで日本記録を1キロ上回る131キロに挑戦も失敗し「まだまだ力が足りなかった」と笑顔はなかった。日本協会の篠宮専務理事が「(主要国際大会にない53キロ級でなく)階級を上げて世界のトップを目指してほしい」と期待を寄せる新星。玉寄は、目標を「五輪出場」と言い切った。

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2010年8月9日のニュース