琴奨菊、普天王、清瀬海の3関脇の関与も発覚

[ 2010年6月22日 06:00 ]

 野球賭博問題で、またも新たな関取の名前が浮上した。小結・琴奨菊(26=佐渡ケ嶽部屋)、元小結で十両の普天王(29=出羽海部屋)、十両の清瀬海(25=北の湖部屋)の3人が野球賭博に関与していることが21日、関係者の話で明らかになった。

 琴奨菊は、野球賭博関与で名古屋場所の出場を自粛する大関・琴光喜の弟弟子。“がぶり寄り”を得意とする大関候補で、関脇として迎える名古屋場所では大関への足固めが期待されていた。
 普天王は日大時代に学生横綱となり、幕下付け出しデビュー。05年秋場所では全盛期の朝青龍を破るなど将来を嘱望されたが、近年は右太腿のケガなどで低迷していた。会見で師匠の出羽海事業部長(元関脇・鷲羽山)は「本人から聞いていないし、上申書も見ていないので何も答えようがない。そうならば、調査委員会に委ねるしかない」と話した。
 清瀬海も日大出身の元学生横綱で、先月まで木瀬部屋に所属していたが、木瀬親方(元幕内・肥後の海)が暴力団関係者と交際していることが発覚して部屋が閉鎖となり、北の湖部屋に移籍したばかりだった。

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2010年6月22日のニュース