相撲協会の臨時評議員会 阿武松親方らが謝罪

[ 2010年6月22日 20:51 ]

 大相撲の賭博問題で22日、東京・両国国技館で開かれた臨時評議員会。弟子が野球賭博に関与した阿武松(元関脇益荒雄)、境川(元小結両国)両親方は神妙な表情だった。出席者によれば、会の冒頭で「このたびは誠にご迷惑をおかけいたしました」と出席者全員に頭を下げて謝罪したという。

 終了後、大勢の報道陣に囲まれた阿武松親方は言葉少な。特別調査委員会による事情聴取について「たぶん部屋でやるでしょう。協力は当然です」と伏し目がちに話した。また自ら野球賭博をしていた大嶽(元関脇貴闘力)、時津風(元幕内時津海)の両親方は「何もないです」と口を閉ざして引き揚げた。
 現在、現役力士の評議員は魁皇関と琴光喜関の両大関だが、琴光喜関が欠席したため、魁皇関だけが羽織はかま姿で出席した。魁皇関は「来場所は開催の方向と聞いているので、自分たちは場所に向けてしっかりけいこをするだけ。普段の生活も気を付ける」と神妙な表情だった。

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2010年6月22日のニュース