英雄扱いのモンゴルセレモニー…朝青龍「最高の気分」

[ 2010年3月12日 17:12 ]

 2月の引退後、初めてモンゴルに帰国した大相撲の元横綱朝青龍(本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ)は12日、ウランバートル市中心部にあるスフバートル広場で行われた帰国歓迎のセレモニーに出席、国民的英雄を一目見ようとファンら数百人の市民が集まった。

 元朝青龍にとっては引退後初めて市民と直接交流する機会となり「モンゴルに戻ってきて最高の気分。みなさんの熱烈なもてなしでエネルギーをもらった」と上機嫌に呼び掛けた。
 同広場にえんじ色のモンゴルの衣装を着た元朝青龍が現れると、集まったファンらは握手を求めて殺到。元朝青龍はもみくちゃにされながら市民の熱い歓迎を受けた。
 政府庁舎でエンフボルド副首相を表敬訪問後、再び広場に現れた元朝青龍は、横綱時代の映像が流れる大画面のある特設舞台でマイクを握り「みんなで力を合わせてモンゴル発展のためにがんばろう」とあいさつ。母国を称える愛唱歌「祖国」を市民とともに歌って交流を楽しんだが、引退の理由などには触れなかった。

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2010年3月12日のニュース