一人でも…白鵬「精いっぱいやりたい」

[ 2010年3月1日 12:07 ]

大相撲春場所の番付を手にする横綱白鵬

 日本相撲協会は春場所の新番付を1日に発表し、元横綱朝青龍の引退に伴い一人横綱となった白鵬関が同日午前、堺市の宮城野部屋宿舎で「責任は一緒。やれることを、精いっぱいやりたい」と決意を語った。春場所は大阪府立体育会館で14日に初日を迎える。

 歴代3位の優勝25回を数え、相撲人気を支えてきた一方、土俵内外での「品格」も問われた元朝青龍が土俵を去った。白鵬関には角界をリードする役割が期待されている。「プレッシャーとか、いろいろな意味で大変な道が待っていると思う」と自覚を口にした。
 日本相撲協会によると、1月の初場所で優勝した元朝青龍が本来は東の正位。通常は、場所後の番付編成会議までに引退届を提出しなければ翌場所の番付に残る。今回は同編成会議後だったが時間的に余裕があったため書き換えに間に合ったという。

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2010年3月1日のニュース