星名、区間新!吉岡、驚異的な追い上げで初優勝

[ 2009年12月19日 16:37 ]

全国中学校駅伝男子 初優勝を果たしガッツポーズでゴールする吉岡(群馬)のアンカー・篠原正樹

男子の吉岡、女子の稲美北が初優勝/全国中学校駅伝

 【全国中学校駅伝・男子】驚異的な追い上げで、初優勝をつかんだ。吉岡(群馬)は1区で18位と出遅れる展開に。4区の星名にたすきが渡ったときには15位だった。区間新記録をマークして、チームをトップに押し上げた星名は「ラスト500メートルからスパートしようと思っていた。順位は分からなかったが、一気に仕掛けた」とくしゃくしゃの笑顔で喜びを爆発させた。
 致命的な出遅れにも、チームには焦りはなかったという。浜名監督は「優勝した関東大会の時も星名が45秒差をひっくり返したから」と全幅の信頼を寄せていた。
 8月から全校生徒に呼び掛けて駅伝練習を実施。それぞれが異なる部活に所属するため、朝に約6キロを走り込むことが唯一の練習だそうだ。この日のメンバー6人のうち、星名を含め4人がサッカー部だった。
 前回大会ではアンカー勝負で敗れて2位だった。浜名監督は「前回の2位が自信となり、目標が明確になった」と勝因を挙げた。

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2009年12月19日のニュース