ウッズを“反面教師”に!小泉会長、注意喚起

[ 2009年12月13日 06:00 ]

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)の小泉直会長(70)は、ウッズを反面教師として日本のプロにも襟を正すよう求めた。

 ウッズの無期限欠場は、日立3ツアーズ選手権の会見後に報道陣から聞いて初めて知ったという。「それぐらいのペナルティー(に値する)でしょうね」と話す一方で「石川遼はあんな事件を起こすわけはないけど、他山の石とばかりは見ていられない。日本のプロも原点に返って、生活態度を見直すいい機会じゃないか」と各選手に注意を促した。
 米ツアーが受けるダメージは大きく、経済不況とあいまってスポンサー離れが進むことも懸念される。小泉会長も「スター選手がいてこそのスポンサー。他にもスターはいるけどウッズは格が違う」と心配そうに語ったが、日本ツアーにも影響が及ぶことは確実。2011年には米ツアーの日本開催なども噂されており「日本や中国、韓国へのアプローチがより一層強まってくるんじゃないか」と同会長。米女子ツアーはアジア系選手の活躍が欠かせないが、男子もアジアへのマーケット展開を含む“アジア頼み”が加速するとの見方を示した。

続きを表示

2009年12月13日のニュース