“韋駄天”北川が引っ張る!三洋電機9T3連勝

[ 2009年9月21日 06:00 ]

 ラグビートップリーグ第3節最終日は20日行われ、昨季準優勝の三洋電機が今季初昇格のホンダに、WTB北川智規(26)の2トライを含む9トライを挙げる猛攻で57―7と圧勝した。三洋電機は3戦全勝で首位をキープ。昨季優勝の東芝はヤマハ発動機を27―15で下し2勝1敗。フランカー、スティーブン・ベイツ(29)が2トライを挙げる活躍だった。

 新人だった06~07年シーズンから3季連続でトライ王を受賞している三洋電機の北川が、4季連続獲得へ視界良好だ。前半29分にCTBスニーのキックを拾ってトライを挙げると、4分後にサイドラインを駆け上がって右隅に飛び込んだ。トライランク1位タイとなる今季3本目。「4年連続(でタイトルに)挑戦できるのは僕だけ。楽しみ」と自信満々に語った。
 昨季は開幕前に受けた右肩手術の影響で出遅れたが、今季は徹底した走り込みで鍛え上げトライを量産している。50メートル走5秒8の韋駄天(いだてん)は日本代表WTB小野沢(サントリー)に次ぐ通算50トライまであと2。「次節のコカ・コーラウエスト戦(27日)は準ホーム熊谷での試合なので、地元ファンの前で決めたい。50トライは通過点。100トライは最初に決める」。26歳のフィニッシャーの勢いは止まらない。

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2009年9月21日のニュース