東関親方の後継に潮丸が決定

[ 2009年5月24日 19:31 ]

 大相撲で6月に65歳の定年を迎える東関親方(元関脇高見山)の後継に夏場所千秋楽の24日、元幕内で東十両7枚目の潮丸(31)=本名佐野元泰、静岡県出身、東関部屋=が決まった。

 潮丸は6勝9敗で終えた千秋楽の取組後、日本相撲協会に引退届を提出、同日の持ち回り理事会で年寄「小野川」の襲名が承認された。東関親方が誕生日を迎える6月16日に、年寄「東関」を襲名し、部屋を継承する。

 静岡県出身の潮丸は1994年春場所初土俵。押し相撲を武器に活躍し、最高位は前頭10枚目だった。潮丸は「精いっぱいやったので悔いはない。培ってきたものを若い世代に伝えていきたい」と話した。

 東関親方も最後の本場所を終えて記者会見し「もう少し長くやりたい気持ちもあるけど、今日が最後。ゆっくり休みます」と感慨深げだった。

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2009年5月24日のニュース