宮里藍、プロアマ戦で調整“自分のゴルフ”に手応え

[ 2009年2月25日 18:36 ]

 米女子ゴルフツアーのホンダLPGAは26日、タイ・パタヤのサイアムCC(パー72)で開幕する。今季米ツアー2戦目の宮里藍は開幕を翌日に控えた25日、プロアマ戦に出場して最終調整し「体調は万全」と明るい表情で話した。

 2007年10月の前回大会では「(目の前の)一打を打つのが精いっぱいだった。上位には程遠かった」という極度のスランプに苦しんだ。実力をまったく発揮できず、60選手中57位に終わった苦い思い出がある。
 だが、今季はツアー開幕戦のSBSオープンで粘りのゴルフを展開。5位に食い込んだとあって「いいスタートが切れた。自分のゴルフに手応えを感じている」と自信をにじませた。
 この日はコースに多い小さなグリーンをチェックしながらラウンドし「セカンドショットからパットまでのことを計算して打っていくことが大事」とポイントを挙げた。気温30度を超える独特の蒸し暑さにも「食欲がわかなくなるけど、小まめに食べないと」と対策は心得ている。
 米ツアー参戦4年目で肉体的、精神的にもゆとりが生まれ、念願の初優勝も視野に入ってきた。「今はどしっと構えられている。去年よりは数段(優勝に)近い位置にいる」。さわやかな笑顔にも言葉には力強さがあった。(共同)

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