デ杯、スウェーデン対イスラエル戦が無観客試合に

[ 2009年2月19日 12:03 ]

 スウェーデンで3月に行われる男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ(デ杯)のスウェーデン対イスラエルの試合が安全上の理由から観客なしで行われる見通しであることが18日分かった。ロイター通信がスウェーデンの通信社の報道として伝えた。

 無観客試合は、試合会場があるスウェーデン南部マルメの当局が決定。当局者は「(安全上の)リスクが高い」と語り、パレスチナ自治区ガザを攻撃したイスラエルに対する抗議行動を考慮したことを示唆した。試合は3月6日から8日まで行われる。
 国際テニス連盟(ITF)は18日の声明で「(無観客試合は)デ杯の長期的な利益にはならない」としながらも、地元当局の決定を受け入れると述べた。
 テニス界では今月、ドバイ選手権に出場しようとしたイスラエルの女子選手に対してアラブ首長国連邦(UAE)が入国を拒み、問題になっている。(共同)

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2009年2月19日のニュース