大神１得点、チームは開幕３連敗

　米女子プロバスケットボール、ＷＮＢＡのマーキュリーに所属する大神雄子は２２日、米アリゾナ州フェニックスでのストーム戦に４分５４秒出場し、フリースローで１点を挙げた。試合はマーキュリーが８３―８７で敗れて、開幕３連敗となった。

　≪ネット回線で会見≫日本選手で２人目の米女子プロバスケットボール、ＷＮＢＡ選手となった大神雄子（マーキュリー）が２３日、インターネット回線による記者会見に臨み「次の目標は信頼を得ること。プレー時間をもらうために必要」と心境を語った。
　本拠地の米アリゾナ州フェニックスと東京とを回線で結び、開幕３連敗を喫した現地の２２日夜の試合後に行われた。大型スクリーンに映る大神は青色のＴシャツ姿で、出場機会に恵まれた３戦を踏まえ「チャンスをもらっている。少しずつ、ものにしようと追求している」と話した。
　６月の北京五輪最終予選（マドリード）に向けては「日の丸を背負って、必ず五輪切符を取る」と言葉に力を込めた。（共同）