朝青龍 明徳後輩を内弟子に勧誘

[ 2008年3月31日 06:00 ]

 相撲人気回復へ、朝青龍が強制スカウトに乗り出した。大相撲春巡業は30日、三重・伊勢神宮でスタート。朝青龍は支度部屋を訪れた母校・明徳義塾高2年の森知将規君(17)を報道陣に紹介し「来年の春場所でデビューだぞ。よし決まり!おれの内弟子や。もう逃げられないぞ」と強引に誘い込んだ。

 森知君は1メートル81、130キロの恵まれた体格で、新人戦で全国16強の実績もある。突然の勧誘にうろたえたものの、あこがれの大先輩の呼び掛けとあり「横綱から声を掛けてもらってありがたいです」。朝青龍も「取材して(紙面に)扱ってよ」と上機嫌。時太山問題などで新弟子獲得に支障が出ていると言われる中、横綱が直接交渉で入門を“内定”させた。
 母校の相撲部は琴奨菊、朝赤龍、栃煌山らも輩出した名門だが、現在は森知君1人と弱体化。そんな状況を心配する朝青龍は、モンゴルから知人の子息を留学生として入部させるなど、“第2の故郷”の活性化にも尽力する。春場所で復活Vを飾った問題横綱は番外編からも目が離せない。

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2008年3月31日のニュース