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漫画家の東海林さだおさん死去 88歳 「サラリーマン専科」「アサッテ君」で人気

[ 2026年4月16日 05:30 ]

東海林さだおさん 
Photo By 共同

 平凡なサラリーマンの哀歓を描いた漫画や、軽妙な食のエッセーで知られた漫画家東海林さだお(しょうじ・さだお、本名庄司禎雄=しょうじ・さだお)さんが5日午前、心不全のため東京都の病院で死去した。88歳。東京都出身。葬儀は近親者で行った。喪主は妻久江(ひさえ)さん。

 手塚治虫に憧れて漫画家を志した。早稲田大の漫画研究会で園山俊二や福地泡介らと活動し、その後中退。1960年代から雑誌で連載を手がけ、サトウサンペイさんのナンセンス漫画などの影響を受けた「新漫画文学全集」「ショージ君」で注目を集めた。

 週刊文春の「タンマ君」、週刊現代の「サラリーマン専科」は半世紀以上続き、74~2014年に毎日新聞で連載した4コマ漫画「アサッテ君」は通算1万3749回に達した。「サラリーマン専科」は三宅裕司さん主演で映画化された。

 旺盛な好奇心や庶民感覚を生かしたエッセーの名手としても知られ、「週刊朝日」の連載をまとめた「丸かじり」シリーズなど著書多数。97年菊池寛賞、00年紫綬褒章、01年度の日本漫画家協会賞大賞、11年に旭日小綬章をそれぞれ受けた。

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