ゲンキのたからばこ第6回 一日の始まりは、朝ごはんでスイッチオン
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大阪府泉大津市教育委員会とスポーツニッポン新聞社の共同企画連載「ゲンキのたからばこ」がスタートしました。泉大津市内の小学校では「保健」「食育」の授業の中で、生活習慣や食生活、性教育なども指導しています。それらの内容を、YouTube動画などを活用して、分かりやすく説明していきます。第6回は「一日の始まりは、朝ごはんでスイッチオン」です。朝ごはんが、なぜ大切なのか一緒に考えましょう。
YouTube 第6回 一日の始まりは、朝ごはんでスイッチオン
皆さんこんにちは。穴師小学校で保健の先生をしている橋田です。前回は食べ物が赤、黄、緑の3色に分けられるということを、穴師小学校オリジナルキャラクター、食べ物ヒーローのアナシンジャー(写真)、ミートレッド、ライスイエロー、ベジタブルグリーンを使って説明しました。
今回のテーマは朝ごはんです。
――朝ごはんを食べると、3個のスイッチが入るのを知ってますか?
1個目のスイッチは「からだのスイッチ」です。
朝ごはんを食べると、体温が上がり、からだにスイッチが入って、体が目覚めます。なぜ体温が上がるかというと、ご飯を食べて、ご飯が通る道の食道、消化や吸収をする胃や腸は筋肉でできています。筋肉なので、動き始めると熱が出てきます。そうすると体温が上がります。体温が上がることによって体にスイッチが入り、体が目覚めます。
2個目のスイッチは「頭のスイッチ」です。
朝ごはんで食べた、ご飯やパンなどは体の中で分解されて「ブドウ糖」ができます。ブドウ糖は脳を動かすためのエネルギーになります。朝ごはんでご飯やパンなどのライスイエローの仲間である黄色の食べ物を食べましょう。
――脳はどこにあるか知っていますか?
頭の中にあります。脳にはとても大切な役割があります。勉強するときに考える場所だけではなく、体を動かす指令を出す場所でもあります。呼吸をしたり、体をコントロールする働きがあります。「生きる」ためには欠かせない場所です。大切な場所なので朝ごはんをしっかり食べて、ブドウ糖を脳に与えてください。そうすることで脳も朝からしっかり目覚めることができます。
三つ目のスイッチは「おなかのスイッチ」です。
朝ごはんを食べると、胃や腸が動き出します。特に朝は、腸がとても動きやすくなります。朝ごはんを食べると腸がしっかり動いてくれるので、うんちが出やすくなります。朝ごはんを食べてうんちを出して、朝からスッキリして学校や仕事に行けるようにしてください。
この3個のスイッチは生活習慣ととても関係があります。
――なぜ生活習慣と関係があるのかな?
人間の体には体内時計というものがあります。この体内時計は、実は25時間の周期で動いています。1日は24時間なので、この1時間のズレをなおすのが、朝ごはんです。朝ごはんを食べると、脳と体とおなかにスイッチが入り、この1時間のズレをなおしてくれます。生活習慣をととのえるためには、とても大切な役割があります。朝ごはんはとても大切な1日の「スタートごはん」なのです。
――ではどんな朝ごはんがいいのでしょうか?
第5回の「3色栄養」に「ときめき給食」ってなんだろう? を思い出してください。食べ物は役割で3色に分けられていましたね。役割を思い出してみましょう!
(1) 赤色のミートレッドグループはからだをつくるはたらき
肉、ハム、ウインナー、魚、卵、牛乳、乳製品、納豆、ワカメやひじきなど
(2) 黄色のライスイエローグループはからだをうごかすはたらき
ごはんやパン、うどん、スパゲティ、じゃがいも、やさつまいも、油やバターなど
(3) 緑色のベジタブルグリーングループは体をまもるはたらき
野菜、きのこ、果物、わかめ、ひじきなど
がありましたね。
朝ごはんも、この3色がそろっていることが理想です!
3色そろった朝ごはんとなると、例えば、おにぎり、ウインナー、バナナ、これで3色そろいました。
3色そろった朝ごはんと聞くと、用意するのが大変そうだな…と感じると思いますが、メニューを見てみると、そんなことはないです。準備はできそうですよね。食パン、牛乳、バナナでも3色そろいます。
まずは、簡単に準備できる3色からはじめてください。
前日の夜ごはんを多めに作り、おかずを冷凍しておくなど自分なりの工夫を加えて、朝ごはんをより良いものにしてください。
人間の体は「食べたもの」からできています。そして、朝ごはんは1日の「スタートごはん」です。3食そろうような朝ごはんメニューを考えてみてください。












