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小平 室伏“金言”胸に女子500でトップタイム

[ 2014年2月6日 05:30 ]

軽快に滑る小平

 超人の金言でメダル獲りだ!!スピードスケートの記録会がアドレル・アリーナで行われ、女子500メートルに出場した小平奈緒(27=相沢病院)が37秒93の好タイムで10人中1位となった。住吉都(26=ローソン)は38秒76で3位だった。

 小平は低い姿勢で飛び出し、100メートルを10秒42で通過。高速リンクでの自身の日本記録10秒44を上回った。最後の30メートルは少し力を抜いたが、メダル候補の同走ウォルフ(ドイツ)を引き離してゴール。同会場で行われた昨年3月の世界スプリントの1本目で2位に入る記録をマークし「出だしは反応が良かった。氷と合ってる感覚」と手応えを口にした。結城コーチも「きのうから急にスタートが良くなった。悪くないタイム」と評価した。

 1月20日の五輪壮行会後には、04年アテネ五輪男子ハンマー投げ金の室伏広治(39=ミズノ)から“金言”をもらった。結城コーチによると「メダル候補はふるいにかけられている。勝手に落ちていくもの」と言われたそうで、そこで表彰台を強く意識。レース6日前の好記録に気持ちも上向きで「冷静に熱く氷と対話していきたい」と初の個人メダルを見据えた。

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2014年2月6日のニュース