羽生 憧れプルシェンコの前で完璧2種類4回転

[ 2014年2月6日 05:30 ]

華麗な演技を見せる羽生

 初の夢舞台で、いきなり出番がやってくる。ソチ五輪のフィギュアスケート団体の最初の種目、男子SPに若きエース・羽生が登場だ。「(フィギュアの)代表として一番、若い選手として元気のいい滑りができたらいい。一生懸命やってチームに貢献できたら」。SP出場は既定路線だったが、4日に町田サイドとも話し合い、正式に決まった。

 この日、本番会場のアイスベルク・パレスで行われた公式練習では、ついに憧れの存在と同じリンクに立った。羽生が尊敬してやまないプルシェンコとはアイスショーで共演したことはあるが、競技会では初対面だ。「落ち着いて練習できた」と高ぶる気持ちを抑え、4回転サルコーと4回転トーループを完璧に成功。軽快な19歳の動きを、プルシェンコが見つめるシーンもあった。

 昨年12月のGPファイナルで国際連盟公認の世界歴代最高得点となる99・84点をマーク。全日本選手権では参考記録ながら103・10点というハイスコアを叩き出した。団体は4種目のSPが終わった時点で10カ国中上位5カ国に入らなければ、メダルの可能性はない。女子SPに投入予定の浅田とともに、課せられた任務は重い。日本チームの小林監督も「トップを取ってほしい」と期待を寄せた。

 男子SPにはプルシェンコ、世界王者のチャン(カナダ)も出場。「五輪は特別な試合じゃない。でも、期待もあるので、受け止める覚悟はあるし、意識してやりたい。五輪だからこれをするとかではなくて、自然体で練習してきた」と19歳は冷静に闘志を燃やしている。SPは昨季も演じた「パリの散歩道」。哀愁漂うエレキギターのサウンドが、表彰台への号砲だ。

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